天久ちゅらまち公園

天久ちゅらまち公園(沖縄県那覇市)-日本1000公園

天久ちゅらまち公園目次

  1. 天久ちゅらまち公園に咲く蓮の花
  2. 天久ちゅらまち公園アクセス方法
  3. 天久ちゅらまち公園をお散歩
  4. 天久ちゅらまち公園に生息するザリガニ
  5. 天久ちゅらまち公園付近でランチ
  6. Tiktokで情報を見る
  7. instagramで情報を見る
  8. Googleで口コミを確認
  9. Twitterで情報を見る

天久ちゅらまち公園に咲く蓮の花

那覇市天久ちゅらまち公園で蓮が咲いていますが、見頃は終えていた。 | THE RORISI

沖縄県那覇市、天久りうぼう楽市という複合商業施設の裏手にある「天久ちゅらまち公園」は、沖縄ではなかなか見ることのできない蓮が自生している人工池があります。

沖縄の都会のど真ん中に、蓮の花を見ることが出来る池があることをご存知の方は少ないようで驚きました。地元の方々にとっては、この風景が日常風景になってしまい今まで気が付かなかった!なんておっしゃるもが多いみたいです。

蓮の花は7月が花の見頃ですが、季節が一歩先を進む沖縄では6月頃が見頃のようです。
蓮の花は3回咲くことで知られていますね。

花が咲くピークは午前中で、夕方には萎んでいきます。夜明け頃に開花し、午前8:00頃には花が開ききり見頃になります。昼頃にはもう萎みはじめ、夕方にはつぼみに戻ってしまいます。
このサイクルを3回繰り返し、3日目の開花後には花びらが散ってしまいます。

また、蓮の花は咲く時に「ポンッ」という音がなるそうで、それは開花が始まる夜明け頃に聞くことができます。
そんな様子が古くから、和歌や俳句の世界で多く詠まれてきました。
有名なものはやはり正岡子規の「朝風や ばくりばくりと 蓮開く」でしょうか。

正岡子規は奈良の法隆寺で「柿食えば 金が鳴るなり 法隆寺」の俳句を残した有名な俳人なので、ご存知の方も多いことでしょう。

そんな蓮はインド原産の水生植物で歴史は古く、今から1億5000年前には地球上にあったことが化石によって分かっています。日本では約7000年前の「トウヨウハス」の化石が、九州・福井県・京都府・北海道の石炭層から出てきています。

沖縄の地で蓮が自生し始めた時期がしっかりと明記されているものはありませんでしたが、蓮の歴史は古いですので、沖縄で咲き始めたのも最近のことではなさそうです。
植物学的には、赤色・白色の花の「東洋産種」黄色の「アメリカ産種」「赤色のロシア産種」の3種類に分けられていますが、日本には530種類以上の蓮が栽培されていると言われています。中国からの新品種の輸入や、愛好家などの交配種の育成も盛んに行われているので年々数が増えているようです。

種類は多くあれど、蓮は泥の中から美しい花を咲かせることから純粋の象徴、君子の花ともいわれます。

泥中(でいちゅう)の蓮華」「蓮は泥より出でて泥に染まらず」などの古いことわざは、仏教理念に泥に象徴される俗世に産まれても、大輪の蓮華(悟り)を咲かせる蓮の花姿を重ねたもので、もとは中国の成句からうまれました。

ことわざで言うように、泥から出てきても泥に汚れることはありませんので、清らかさを表す言葉としても使われており、それはヒンドゥー教の概念の影響を受けています。
歴史がある花ですから、様々な教えの元になってきたんですね。

沖縄県内で、蓮を楽しめるスポットは限られていて1番大きなスポットは沖縄市の東南植物楽園のようですが、そちらは入場料がかかります。
広い公園内をお散歩しながら、気軽に楽しめる蓮の自生地としてはここ、天久ちゅらまち公園の蓮池がイチバンなのではないでしょうか?天久ちゅらまち公園の所在地は沖縄県那覇市天久1丁目。
ここ新都市・天久はアメリカ軍住宅跡地にできた閑静な住宅街の中にありますので、公園自体が地元の方々で賑わう公園で、近くにお買い物を楽しめる商業施設がありますから、沖縄に住む方々の普段の生活に触れることが出来る穏やかな公園です。

天久ちゅらまち公園アクセス方法

天久ちゅらまち公園専用の駐車場はありません。
住宅街にあるので公園周辺の道路は狭いです。路上駐車などは地元の方々に迷惑がかかりますのでやめましょう。

500mほどの距離にある民間の数台停めることができる駐車場はありますが、公園の近くには大きな駐車場はありません。裏手には商業施設の駐車場はありますが、そこに停めるのはルール違反ですね…
ですから、天久ちゅらまち公園へ行くには公共交通機関で行くことをオススメします!

最寄りのバス停は、楽市前バス停から160m。
最寄り駅は、沖縄県内を走るモノレール「ゆいレール」の那覇空港駅から約10分弱のおもろまち駅から1.4km(ちょっと距離ありますね…)

ちなみに「おもろまち」の「おもろ」とは12世紀から17世紀に歌われたとされる沖縄の古い祭祀歌謡。「おもろそうし」という琉球王朝が採取・編集した古謡集もあります。「”おもろ”とは願いや希望の意味がある。ここ新都心が県民・市民にとって21世紀へ向けた個性と調和に満ちた街として形成されることを願った」とされています。

そんな平和への願いが込められた「新都市・天久」にある天久ちゅらまち公園にゆったりお散歩へ行ってみましょう!

天久ちゅらまち公園をお散歩

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「天久ちゅらまち公園」は、都心の中にあるのにみどりいっぱいの自然に囲まれた気持ちのいい公園なので、ちょっとお散歩に向いています。
公園の広さは1.5haとあまり大きくありませんし、ウォーキングコースなどの設定はありませんので、がっつりウォーキングではなくゆるーくお散歩するのがぴったりなんです!
公園内をお散歩しながら、夏には蓮の広場に咲くスイレンや蓮の花、タコノキ・ガジュマルの木・バラや、周辺の保育園・幼稚園の子供たちがお世話をしてくれているお花や野菜が植えられています。
このような公園にバラの花が咲いているのは珍しく、ボランティアの方々の地道な努力の賜物です!
木陰にはベンチがいくつありますし、休憩しながらお散歩を楽しむことができます。
特にオススメは、大きなガジュマルの木の下のベンチです!

日本では九州の屋久島と種子島より南、主に南西諸島などに分布していいるだけなので、地面に大きく根を張るガジュマルの木はなかなか見ることができません!なので休憩しながらしっかり眺めておきましょう!(観葉植物としては本州でも見ることがあります。)

公園内には芝生広場にちょっとした遊具、トイレも水道もあるのでゆっくりとお散歩を楽しめそうです!

天久ちゅらまち公園に生息するザリガニ

蓮やスイレンの花が咲くハスの広場にある池内では、ザリガニ釣りもできます。
地元の子供たちには「天久ちゅらまち公園」ではなく「ザリガニ池」なんて呼んだ方が通じるんだとか!
ザリガニだけではなく、グッピーやカメ、手長エビなんかも採れるみたいなので子供たちも大喜びでしょうね!

ザリガニの活動時期は春から夏なので、ザリガニ釣りは6月~9月がベストシーズン。
水温が下がる冬から春は落ち葉や土の中にもぐって冬眠しているので釣ることはできません。
ザリガニは夜行性なので朝か夕方に動き回ります。その時間帯を狙ってチャレンジしましょう!

ザリガニ釣りシーズンになるとザリガニ釣りキットが100均やホームセンターで売られたりしているみたいです。とはいえ、キットを買わなくても家にあるものなどで十分ザリガニ釣りは楽しめるんですよ!

ザリガニ釣りに必要なのは
・あみ
釣った時に必要
・容器
バケツや透明なケースでOK。透明ケースならよく観察できるのでオススメ!
・釣竿
柄の部分は木の枝・さいばし・割り箸、糸もタコ糸や刺繍糸、ビニール紐でOK!手軽なのは、割り箸を割らずに割れ目に紐をひっかけてクルクル巻いてしばる方法です!
・エサ
ザリガニの好物はアタリメやにぼし。アタリメの仲間(?)ソフトさきいかはにおいが染みでやすいので、ザリガニが食いついてきやすいんだとか。とはいえ、柔らかいのでふやけてしまってエサだけ持っていかれちゃうこともあるそうなので注意。数本を束にして結ぶといいそうですよ!


この池で釣れるザリガニの多くは「ウチダザリガニ」という種類のようです。

ザリガニ釣りをする時に大事なことは、釣ったザリガニを家に持って帰るのであれば、最後まで責任をもって飼うこと。ザリガニに限らず外来種の生物は非常に侵略性が高いものが多いのです。安易に近所で離したりしてしまうと、日本の生態系に悪影響です。絶対にやめましょう。

天久ちゅらまち公園付近でランチ

天久ちゅらまち公園は那覇市の中心、新都心にありますから、周辺にランチスポットも充実しています。
公園裏手にある複合商業施設の天久りうぼう楽市の中にはマクドナルド・カプリチョーザ・びっくりドンキー・はなまるうどんなど、子供連れでも安心して気軽に行けるお店が揃っています。
同じ天久りうぼう楽市内にある「みの家」では、手軽なお値段で沖縄の郷土料理を楽しむことができます♪

みの家で食べられるメニューの中には、ゴーヤ、もずくの沖縄ではメジャーな天ぷらをはじめ、ミミガー・沖縄そばなど聞き覚えのあるメニューから、沖縄のお祝い料理のひとつで具沢山のお味噌汁、いなむるちなど沖縄郷土料理のお料理名がズラリ…どれも興味をそそりますね。
中でも人気なのは「沖縄そばセット、ジューシー付」沖縄そばは言わずと知れた沖縄を代表する麺料理ですが、そば粉は使っていないのに「そば」を名乗ることを許されているんですって!ジューシーは、肉汁溢れるお肉…ではなく、沖縄風の炊き込みご飯のこと。豚バラ肉とひじきや人参などの具に豚肉のゆで汁や昆布だしで炊き込んだおいしいご飯です。沖縄の味をいっぺんに味わえるお得なセットです♡ぜひお試しください!

もうひとつオススメは、天久ちゅらまち公園から少しだけ離れていますが「DAISY」というカフェ。
全てのお料理に食用のお花・エディブルフラワーを使っていて、目にも美味しいお花畑のようなメニューが揃っています。インスタで見つけて行きました!という方が多く、インスタ映え写真が撮れることは間違いなしです◎
公園内のことをいろいろ紹介してきましたが、この公園で1番向いてるのは「ピクニック」だと思っています!
遊具は少ないですが、広い芝生広場が3ヵ所もありますから、土日でキャッチボールやサッカーをしてる家族連れがいても、どこかは空いているでしょう♪
芝生広場には石でできたベンチや、気の周りに作られたベンチがあります。ただ、テーブル付きのベンチはありませんのでシート持参は必須です!トイレも手洗い場もあるので、安心してゆったりピクニックが楽しめそうです。

公園の目の前には、「ル・キュイップ(Le Cuip)」というパン屋さんがあります。
朝7時から焼きたてのパンが楽しめ、惣菜パンやハード系のパンなど種類が豊富なので常連さんが多いみたいです!

晴れた日の朝、ル・キュイップさんで朝ごパンを買って、シートを広げてピクニック。
運動がてら園内をゆっくりお散歩をして、咲いてる花々を楽しみお昼には近くのお店でランチに舌鼓。
ここ一箇所で充実した1日が過ごせそうですね!

関連情報
NPO法人那覇市体育協会
那覇市テニス協会
沖縄県中小建設業協会

住所:〒900-0005 沖縄県那覇市天久2丁目4-1 地図はこちら
駐車場:無し
その他施設:L トイレ有り、手洗いあり

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